引っ越し先のお知らせ

多忙にて、すっかり失念してましたが、引っ越し先はこちらです。 ブログとしては、使い勝手がいまいちですが。。。https://tak2558f.wixsite.com/inotakayuki-huahin

毎度久しぶりの更新です。

私事ですが、公務員を退職しました。 これで、職務専念義務とか、兼業規制とかのレギュレーションから自由になれます。 また、引っ越しの予定もあって、このブログをどうするかを含め検討中です。多分、フレッシュな形で再開するような事になりそうな気がし…

「明けない夜」

PrologueWaveの新作です。 http://prologuewave.com/archives/6133とはいえ、この作品を書き始めたのは、「列島」を発表した直後。途中まで書いて、どうしようもなくなってしまってから、なんと4年近く放置することになってしまいました。作品世界としては「…

第37回日本SF大賞贈賞式

こんな感じです。 前回、今回とちょっとだけ裏方仕事のお手伝いをしたのですが、自主運営になって以降、事務局負担が増えていて、華やかな賞の舞台裏は、大変です。 それに加え、今回は、社団法人化も重なり、会長以下の事務局は特に大変だったと思います。 …

「故郷への降下」

Prologue Waveの新作です。ご多分に漏れず、今回もあまり構成を考えずに書きはじめたのですが、なんとかそれなりの形になったように思います。 http://prologuewave.com/archives/6016 大気圏外から惑星に降りていくイメージがSF的でとても好…

明けましておめでとうございます。

三が日を過ぎ、今さらですが明けましておめでとうございます。 2016年の作家業は、発表した作品がPrologueWaveの「こうして僕はここにいる。」のみという低調な結果に終わってしまいました。とはいえ、長編への取り組みは引き続き進めています。また、エ…

「こうして僕はここにいる。」

つい、失念していましたが、PrologueWaveで新作がアップされていました。 http://prologuewave.com/archives/5870 あえて言うまでもなく、ポケモンGOのおかげで思いついたものです。必ずしもきれいな落ちのあるショートショートではないんですが…

「エクリプス・フェイズ」出ています!

「エクリプス・フェイズ」が出ています。エクリプス・フェイズ (Role&Roll RPG)作者: ロブ・ボイル,朱鷺田祐介,岡和田晃,待兼音二郎,エクリプス・フェイズ翻訳チーム出版社/メーカー: 新紀元社発売日: 2016/06/30メディア: 大型本この商品を含むブログ (16件…

第36回日本SF大賞贈賞式に参加していました。

すでに発表されているとおり、第36回日本SF大賞・功績賞は、 ・大賞 『コロンビア・ゼロ 新・』 谷甲州さん(早川書房) 『突変』 森岡浩之さん(徳間書店) ・特別賞 『月世界小説』 牧野修さん(早川書房) ・功績賞 生褚範義さんでした。 選評や、SF作家…

2016年、明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。2015年はあっという間に過去になり、2016年が始まりました。今年は三が日と週末が重なってしまったので、明日からは平常営業が始まってしまいます。何となく休み足りない気分ではありますが、新たな気分で、…

日本SF大賞候補作

以下の6作品が日本SF大賞最終候補作に決定しています。 当方が、投票した作品も複数が入っております。 やはり小説系が強く、非小説は1つと言う結果ですが、小説書きとしてはありがたいと思う一方で、もう少し広がりがあってもいいかな、という感じです。 …

さて、どうしよう。。。

SF大賞の投票をしなければならない。 小説であれば、直近の受賞者はスルーすると、以下の5作くらい。 『プロジェクトぴあの』山本弘 『突変』森岡浩之 『月世界小説』牧野修 『コロンビア・ゼロ』谷甲州 『シンドローム』佐藤哲也 『海色の壜』田丸雅智 山…

SF大賞エントリー結果

http://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/36/entries.html僕のカウントで、157エントリー、107作品だった。 今年は、特定の作品にエントリーが集まることもなく、エントリーというシステムに理解が進んできたのかな、と思う。一方で、毎年のよう…

第36回日本SF大賞エントリー

今年も、日本SF大賞のエントリーが始まっている。 作家クラブの中だけで決めるのではなく、広くエントリーを募るという方法にしてから3回目になる。すでに、エントリーが当然というような作品も出ているが、追い切れていなかった作品のエントリーも多い。一…

「円筒の空/羊たちの雲」

PrologueWaveの新作です。 http://prologuewave.com/archives/4970 楽しんでいただければそれでよいのですが、今回はちょっとした背景を。普段、あまりエッセイは読まない/手が回らないんですが、たまたま伊坂幸太觔さんの「3652」を読んでいて、干支エ…

「こちら公園管理係」シリーズ6「さよならガンさん」

ガンさんに女性の訪問者があった直後、ガンさんが消えた。中瀬川市に起きた数々の怪事件の謎が解き明かされる。公園管理係の田野神くんとホームレスのガンさんが解決してきた中瀬川市の怪現象の数々。ガンさんに女性の訪問者があった時から、怪現象の原因と…

骸の船

こちらはPrologueWaveでの新作です。 いつもながら、あまりショートショートらしくない感じですが、雰囲気を楽しんで頂ける作品に仕上がってます。http://prologuewave.com/archives/4735

「こちら公園管理係」シリーズ5 「炎の記憶」

公園のふれあい広場に奇怪な火の手があがった。公園係・田野神は震えあがる。相棒ガンさんの様子もいつもと違うのだ。焚き火の不始末のつもりが、目撃したのは大きな炎の柱だった。消火器とスコップで奮闘するも、やがて炎に取り囲まれた二人は・・・。前「…

2015年 新年明けましておめでとうぞざいます。

新年、明けましておめでとうございます。 年明け早々風邪を引いたりして、ついご挨拶が遅れてしまいました。いつものことですが、2014年はあっという間に過去になり、2015年が始まりました。未来であったはずの21世紀も、随分長く過ごした感があり…

候補作確定しました。

すでに、公式にアナウンスされていますが、日本SF大賞の候補作が確定しました。候補作は以下の5作品です。 『オービタル・クラウド』藤井太洋(早川書房・2014/2/21刊) 『北の想像力《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』岡和田晃編(寿郎社・201…

第35回日本SF大賞エントリー

エントリーが出そろって、次は作家クラブ会員による投票である。僕のようなさほど実績のない会員であっても、投票できるのはうれしい一方、結構しびれる部分もないわけではない。自信を持って投票をしたいから、山ほどある未読の作品を、取捨選択しつつ目を…

オッドアイのクロ

久々にPrologueWaveで書かせて頂きました。 ショートショートとしては、昨年の「よい風を待ちながら」以来です。http://prologuewave.com/archives/4514タイトル通りの話ではありますが、今回は、今までになくショートショートらしい作品になったように思い…

樹環惑星と・・・

ある意味ネタバレではあるが、今となっては誰も気にしないと思うので書いてしまうと、拙作「樹環惑星」は、近々発効することになった生物多様性条約名古屋議定書に規定される生物資源へのアクセスと利益配分の問題(Access and Benefit Sharing)を扱ってい…

パート3 あるいは、エクリプスフェイズを書くこと

http://prologuewave.com/archives/4282ということで、パート3。 タイトルからしてバレバレではあるけれど、今回を持ってザイオンは金星を離れる。火星に向かったザイオン(とカザロフ)がこれからどうなるか……は、まだ考えていない。 いずれにせよ、金星編…

パート2です。

http://prologuewave.com/archives/42133回の分載2回目です。 パート1の段階でも出てきておりましたが、地表で保安主任をやっていたカザロフ君が、ザイオンと一緒の行動を取っています。第1作ではマデラの側だったので、ザイオンシリーズ第3作である「…

ザイオン、出てました。

すっかり4月だと思い込んでいたので、今月のPrologueWaveに驚かされてしまいました。 http://prologuewave.com/archives/4188 いつもは、Eclipse Phaseのルールとの間の整合性確認で直しの指摘があるのですが、今回は一発クリアだったようです。 今回の話は…

日本SF大賞のエントリーがおもしろい

締め切りまで24時間を切ったこともあって、日本SF大賞のエントリーが増えてきている。 賞そのものの性格は、作家クラブ内の投票から、最終的には選考委員会での選考で決まるので、必ずしも大きく変わったわけではないけれど、作家クラブ内外からのエント…

2014 新年、明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。 2013年はあっという間に過去になり、2014年が始まりました。 2013年は、SF作家クラブの50周年企画の一環として、月刊Alezに「碧の瞳、アフタヌーンティーのテラス」を発表し、引き続きPrologueW…

よい風を待ちながら

連投になってしまいました。 こちらは「PrologueWave」の方の新作です。 是非、ご一読ください。http://prologuewave.com/archives/3861いつもの「ショートショート」のコーナーに掲載されています。 PrologueWaveの片理編集長に、長編にしないのか、と聞か…

海から来た怪獣(モノ)

久しぶりの更新になってしまいました・・・。諸般の事情で紹介が遅くなりましたが(汗)、11月8日に公開されております。毎度おなじみの感じでですが、是非ご一読を!***以下、紹介文***パトカーを踏み潰していく巨大な怪獣は、警察の銃弾など気にもか…