第35回日本SF大賞エントリー

エントリーが出そろって、次は作家クラブ会員による投票である。僕のようなさほど実績のない会員であっても、投票できるのはうれしい一方、結構しびれる部分もないわけではない。自信を持って投票をしたいから、山ほどある未読の作品を、取捨選択しつつ目を通さなければと思う。

今回、特に難しいのは、某ドラマ作品で、DVDが出てはいるけれど、入手しようと思うと、それなりの値段が張るし、レンタルで見るにも、まとまった時間がいる。
推薦コメントを見ると、多くの人に訴えかけるもののあった作品のようだけど。

小説を書く側からすると、小説が賞をもらった方がいいので、ハンデがついてしまっているなぁ、というのが率直な感想。

小説について言えば、昨年に引き続き、今年もいい作品が多い。


http://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/35/entries.html


推薦コメントを読むと、ファンと作家のコミュニケーションとしても、とても良い仕組みに思える。