裂島+

いろいろと忙しくしているうちに、掲載告知板となってしまっている。
今年のSF大会が静岡開催だということで、PrologueWave編集長の八杉さんから「静岡にちなんだSFを書きませんか」と、お知らせがあり、また1本書かせていただいた。
前回の「ミサゴの空」同様に、(オチのある)ショートショートというよりは、掌編になっている。ワンアイデアを一気に書けるので、以外と書きやすい長さだなぁ、と思っている次第。瀬名秀明さんと並んでしまっているのがまたまた恐縮ではあるけれど、是非お目通しを。

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ところで、先日、小松左京さんが亡くなった。
PrologueWaveでは、静岡SF特集に加えて、小松先生の追悼文を掲載することになった。僕自身は、残念ながら生前にお会いすることができなかったけれど、たまたま書かせていただいた「裂島」が、まさしく小松先生の作品によって知ったフォッサマグナの話である。このことを、追悼文として書かせていただいた。本来であれば、お会いしたこともない僕が追悼文を書くなんてことはおこがましい限りではあるけれど、「裂島」に免じてお許しいただけるかと思っている。