ザイオン・イン・アン・オクトモーフ

PrologueWaveに予告通りのタコの話が掲載されました。

http://prologuewave.com/archives/2029

オクトモーフというのはタコの体をベースとした義体(精神の入れ物)で、その中にザイオンさんが入っていますという話、と言うと元も子もないが...。

「エクリプス・フェイズ企画」を始めるにあたって、何はともあれ、一回ゲームをやってみようという事になった。
そこで、岡和田晃さんが紹介文で書いているように、このキャラクターを使って、ゲームに参加したわけである。当方のキャラクターは、ハイスペックのボディながら、さほど活躍の機会もなく、ゲームは終わってしまったのだが。

この話は、その時のゲームというより、ゲームが始まる前のキャラクター作りがベースになっている。どのような過去があり、どのような思想背景があるのかを決めていき、数値化された能力と共に、ゲームに参加するキャラクターが作られるわけだが、その「どのような過去があり」という部分が、小説になったのである。
ゲームのノベライズというと、ゲームの中で進行するストーリーを小説にするのが普通だろうけれど、この作品は、キャラクター設定が小説になった。小説を書く際のきっかけとして、こんなこともあるのだなぁ、と思った次第である。

なお、Part1とありますが、Part3まで続きます。
乞う、御期待。